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用語解説 

Webカメラ

概要

 Webカメラとは、撮影した映像をインターネットなどのネットワークを経由してリアルタイムに確認することができるカメラのことである。Webカメラの用途としては、監視カメラで撮影している映像を遠隔のオフィスから確認し、問題が発生していたら現地に向かうといった使い方や、カメラが付属しているパソコンやスマートフォン、タブレット端末などの通信機器同士で自らの映像と音声を相手に送り、リアルタイムに対話を行うビデオチャットのような使われ方が可能である。Webカメラは上記のように遠隔での映像のやり取りが行える便利さがある反面、デメリットとしては通信回線に異常が発生した場合に映像を確認することができなくなる可能性がある点が挙げられる。

種類

 Webカメラには、パソコンやスマートフォン、タブレット端末に埋め込まれている一体型のものと、Webカメラ用としてパソコンなどに接続する外付け型のものがある。一体型のものは近年の通信機器においてはほぼ付属しており、カメラで撮影される画像の鮮明さなどで差別化が図られている。Webカメラ単体の場合は、USBなどを用いてパソコンと接続するタイプのものであり、撮影する方向を自由に設定できる部分がメリットとしてある。

シーン

 Webカメラは各企業や団体にて監視用として設置されており、社員や関係者などに閲覧者を限定したホームページを作成することで、複数の人が同時に映像を見ることができる仕組みが作られている。たとえば企業にて監視をしている機械などを遠隔で確認することで、機器の故障の有無を確認したり、仮に機器が故障していた場合に現地の作業者が機器の修理方法が分からない場合でも、遠隔から指示を出せたりといった使い方ができる。注意点としては、ホームページを作成してインターネットからWebカメラで撮影した映像を閲覧するための設定を実施した際に、設定を間違えてしまうと、全く無関係の人からも映像を見ることができてしまう可能性があり、社内の機密情報が流出する恐れもあるため、セキュリティについての検討は入念に行う必要がある。

歴史

 Webカメラは1990年代初頭にアメリカの大学にて初めて利用されており、用途はコーヒーポットの残量を遠隔で確認するためのものであったとされている。その後インターネットの普及に伴い、各地に設置されたWebカメラの映像をインターネット経由で不特定多数の人々が閲覧するという文化が広まっていった。

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