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用語解説 

ユニファイドコミュニケーション(UC)

概要

 ユニファイドコミュニケーション(以下 UC と記載)とは、これまで異なるツールを用いて実施していたコミュ ニケーションを1つに統合(ユニファイド)する事である。 他者とコミュニケーションを取る手段は、「電話」「電子メール」「FAX」など多種多様なものが存在する。こ うした手段を使うための「電話機」「パソコン」「FAX 送受信機」などは、通常であれば互いに連携していな い。UC は、これらの異なるコミュニケーションをデータ化し、ネットワーク上で相互に連携させる事でコミュニ ケーションの効率化を図るための概念である。 たとえば、相手に対して電話をかけた時に言葉を録音すると、それを音声認識させて自動的に文字に起 こし、電子メールとして相手に送る、といったような技術も含まれる。 なお、UC は広義の概念であり特定の技術ではなく、また、解釈も人や企業によって様々である。

メリット

 UC のメリットは、コミュニケーションの迅速化が最も大きい。相手の状況に応じて、相手との最適な連絡 手段を選択し、連絡を取ることが可能となる。これにより、メールを送ったが返事が返って来ない、電話をか けても繋がらない等、業務の進捗を妨げる要因が削減できる。

デメリット

 UC を実現する技術基盤の導入に初期コストがかかる点がある。

シーン

 利用するシーンとしては、社員が 1 つのオフィスに常に集まっておらず、外出や出張など、別ロケーショ ンで勤務する社員が多い場合が考えられる。 この場合、相手の在席状況(プレゼンス)に応じて電話をしたり、メッセージを送ったりといったコミュニケ ーション方法の選択が可能となり、効率的な業務遂行に繋がる。 また、在宅勤務や自分の座席が固定されていないいわゆるフリーアドレスでの勤務も可能とするため、現 代社会において必要とされている「多様な働き方」を可能とし、また生産性の向上にも繋がる。

歴史

 UC の始まりは明確化されていないが、2000 年代前半からこの言葉は使用されてきた。当時からコミュニ ケーションの効率化、迅速化は大きな課題であり、概念としてはあったが、日本ではあまり普及はしていな かった。 近年、クラウド技術の進歩やスマートフォン等のポータブル機器の普及により、日本でも導入をする企業 は多くなってきている。

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