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用語解説 

SIM

概要

 SIMカードとは、携帯電話をはじめスマートフォン、タブレット端末などで、音声通話やデータ通信を行うために必要なICチップカードを指す。NTTドコモやKDDI、ソフトバンクなどの大手通信事業者が提供している電波を使ってデータ通信や音声通話を行うには、SIMカードが必要となる。

 また、SIMカードには電話番号など契約者情報が記録されており、これらの情報を利用して通信事業者の回線を利用する。

 なおSIMはSubscriber Identity Module(加入者識別モジュール)の略称である。

種類

 SIMカードのサイズは、「標準SIM」、「マイクロSIM」、「ナノSIM」の3種類があり、標準SIMが最も大きく、ナノSIMが最も小さいサイズとなる。利用する端末・機種によって、設置できるSIMカードの種類は異なるが、スマートフォンの場合はマイクロSIMもしくはナノSIMが採用されているケースが一般的である。

 また、スマートフォンやタブレット端末には「SIMロック」と「SIMフリー」という2種類の仕組みがある。従来、大手通信事業者が販売する携帯電話には、SIMロックと呼ばれる制限がかかっており、端末内のSIMカードを取り出して、別の通信事業者の端末に差し込んでも利用できなかった。しかし海外で販売されている端末などは、異なるSIMカードが使えるため、SIMフリーと呼ばれる。

 現在、SIMロックは申請することで解除できる。また、大手通信事業者のSIMと格安SIMとの違いがある。MVNOと呼ばれる格安SIMを販売する事業者が、大手通信事業者の回線を借り、大手通信事業者が行っている充実したサービスやサポートを省くことで、格安SIMを実現している。

 格安SIMの場合、月額の料金が1000円にも満たないプランがあり、文字通り料金の安さが魅力である。格安SIMが販売された当初は、音声通話に対応しておらず、データ通信が行えるSIMのみだったが、音声通信にも対応したSIMが登場し、通信速度が速いものや、一ヶ月で利用できるデータ通信量に制限がないものも発売され、格安SIMの選択肢は増えている。

気を付けるべきポイント

 最近は、料金の安さが特徴のMVNOとよばれる格安SIMカードを販売する事業者が増えてきた。大手通信事業者は全国に多数の店舗を構えており、店舗では新規契約や機種変更の手続き等の窓口業務や、操作方法の説明や修理対応等の充実したサポートを提供している。

 しかし、MVNOはコストを削減するため、実店舗数が大手通信事業者と比べて圧倒的に少ない。よってメールや電話での問い合わせが中心となり、問題解決まで時間を要するケースがある。また、MVNOは大手通信事業者の回線を借りているため、通信速度が遅くなる場合がある。

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