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用語解説 

ポジティブシンキング/ネガティブシンキング

概要

 ポジティブシンキングとは、物事を前向きに捉える思考のことであり、プラス思考とも呼ばれる。 ネガティブシンキングとは、物事を後ろ向きに捉える思考のことであり、マイナス思考とも呼ばれる。 ポジティブシンキングのメリットは、自らが明るくなることで周りの人も明るくすることができる点、多少の失敗であっても、その経験を次に活かせると思考するため行動に萎縮がない点などがある。 ポジティブシンキングのデメリットは、楽観的になり過ぎることにより、失敗したときの反省が足りないことで、失敗の原因を救命できずに、似た失敗を繰り返してしまう可能性がある。 ネガティブシンキングにもメリットはあり、懐疑的な目で物事を見るため、ミスを事前に指摘する作業などに向いている。思考パターンは最悪の結果を前提とするため、ミスに対して敏感なセンサーが備わるようになる。

種類

 思考の分類は、人によりさまざまであるが思考としてポジティブシンキングとネガティブシンキング、そしてニュートラルシンキングの3種類に分ける場合がある。 ニュートラルシンキングとはポジティブでもネガティブでもない、中立的な思考のことである。良いことや悪いことをそのまま受け入れ、良い時は喜び、悪い時は悲しむという思考となる。

シーン

 自分に部下がいる場合に、つねにネガティブシンキングをしていると、その思考回路を部下に感じ取られると、仕事の相談をしても否定的な意見しか提示されない、という印象ができ上がるかもしれない。そのため部下に対しては、ポジティブシンキングに切り替えて接し、部下の不安を取り除くようにすると、部下は仕事が伸び伸びとできるようになる。 しかし部下から説明を受けた際に、ポジティブシンキングのみで対応しているだけでは、部下のミスにも気付きにくく、本人にも気付かせることができない。育成の観点から、ネガティブシンキングを併用する必要がある。 ポジティブシンキング、ネガティブシンキングとも一長一短であり、両者とも行き過ぎたものは悪影響しかない。

歴史

 ポジティブシンキングやネガティブシンキングは、英語でpositive thinkingとnegative thinkingと記載する。 日本においてポジティブシンキングが良いとされてきた背景としては、日本の経済が停滞し日本全体がネガティブになっていた際に、上手くいかない物事でもポジティブに考えることで、過去の上手くいっていた時代を再度呼び戻そう、という考えがあるとされている。

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