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用語解説 

アウトライン

概要

アウトラインとは、ものごとの輪郭を表す言葉であり、ビジネスにおいては仕事の概要、目次や章立て、見出しを意味する。
アウトラインを策定することは、仕事の輪郭や概要という要点への理解を深めることで、同時に「やるべきこと」の明確化や、スケジュール立案などの作業がスムーズに行えるというメリットがある。
どこから手をつけて良いかわからないような複雑な案件においても、アウトラインを策定することで手をつけやすい部分とそうでない部分がはっきりし、仕事に取り掛かりやすくなる。
うわべをなぞるようなアウトラインしか把握していないと、仕事の根幹部分や細部の重要事項を取りこぼす懸念がある。アウトラインを定めた後に、根幹部から細部までの理解を深めることも重要な作業である。
アウトラインの類語としてアジェンダ(計画、スケジュール)がある。アジェンダは検討課題、行動計画という意味でビジネス・シーンに用いられている。

種類

 アウトラインには複数の意味がある。前述した概要や目次という広義な意味のほかに、編集やデザインなどのクリエイティブ業界では、文字の形状(書体・フォント)を画像データに変換するという意味で使われている。
後者は、パソコンなどにインストールされている文字データ(書体・フォント)の種類が、各パソコンによってさまざまであるため、データ製作者が意図した文字データがインストールされていないパソコンでは再現されないことが起きる(違った字や書体、1字で表示されず暗号のような文字の羅列になってしまうことを「文字化け」と呼ぶ)。
デザインにおいて文字の形状は重要な要素になるため、どのパソコンでも再現できるように、文字データを画像データに変換することを「アウトライン化」と呼ぶ。

シーン

 ビジネスにおいてアウトラインを作成することは、自らの仕事に対する理解を深めたり、仕事の優先順位をつけたりすることに役立つ。さらに他者への説明・提案(プレゼンテーション)をする際には、最初にアウトラインを説明することは重要である。アウトラインの説明によって、聞き手は業務やプロジェクトの要点をイメージ・把握しやすくなる。

歴史

 アウトラインは「概要」「輪郭」「概略」を意味する英語(outline)から来ている。アウトラインという用語が、利用されるようになったきっかけは明確ではない。一般的に広く利用されているプレゼンテーション用に使われる資料作成ソフトや、ビジネス文書作成ソフトなどで、アウトライン機能という目次作成機能があることが、用語普及の一因となっているとも考えられる。

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