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用語解説 

ノマドワーカー

概要

 ノマドワーカーとは、特定のオフィスなどに常駐せず、カフェなどの外出先で仕事をする人のことである。主にノートパソコンやタブレット端末などのモバイル端末を用いて、外出先で仕事をしている。ノマドワーカーの多くはひとつの組織に属しておらず、さまざまな顧客や得意先(クライアント)から仕事を依頼され、その依頼に対する成果物を提供することで賃金を得ている場合がある。このような場合のノマドワーカーのことをフリーランスと呼ぶ場合もある。ノマドワーカーのメリットは時間や場所の制約がなく、自らが働きたい時に、場所を選ばずに働くことができる点である。しかし組織に属していない場合、依頼がなくなると一切の収入がなくなり、生活ができなくなるというリスクもある。

種類

 ノマドワーカーの職種としては、主にデザイナー、プログラマー、ライター、コンサルタントなどがある。デザイナーはパソコンを用いて企業のロゴや広告、ポスターなどの製作をすることで収入を得る。プログラマーは企業などからの依頼で簡単なシステムの作成をしたり、スマートフォンのアプリを作成したりといった仕事を行う。ライターは雑誌やホームページに掲載するための記事を執筆することで収入を得る。コンサルタントは依頼者の相談を受け、アドバイスをすることで対価を得る職種である。これらの職種は主、にパソコンを用いて実施する仕事が多い。前述の職種では、ホームページを自ら運営し、広告収入(アフィリエイト)を生計の一部としている場合もある。

シーン

 ノマドワーカーは主にパソコンを用いて仕事をするが、パソコンを使う場合はインターネットに繋ぎ、調べ物をしたり、作成したファイルを外部に送信したりすることが多いため、ネットワークの環境が必要となる。そのため、ノマドワーカーは、仕事をするために無料でWifiが利用できる場所を選ぶことが多い。近年はよりそういった利用客を増やすために、無料Wifiを提供しているカフェやレストランも多くなっている。

歴史

 ノマドとは「遊牧民」を意味する言葉であり、遊牧民のように決まった拠点を持たず転々と移動しながら仕事をするスタイルとして、日本で作られた造語である。ノートパソコンやタブレット端末などのモバイル端末や、Wifiなどの無線で利用できるインターネット回線の環境整備により、働く時間と場所を選ばないノマドワーカーという働き方が普及してきている。

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