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用語解説 

ネットワークカメラ

概要

 ネットワークカメラとは、映像や音声をネットワーク上に流す機能を持ったカメラのことである。ネットワークカメラは単体でWEBサーバー機能やメール機能を持っているものもある。ネットワークカメラとWEBカメラの違いとしては、ネットワークカメラは単体で映像をネットワーク上に流すことができるが、WEBカメラはパソコンなどの通信機器に接続することが前提とされている点がある。

種類

 ネットワークカメラの種類には、固定タイプとPTZタイプのものに分けられる。 固定タイプは向きと撮影範囲を一定にするタイプのカメラであり、特定の場所を映し続けたい場合などに用いられる。PTZはパン(pan/左右に動く)、チルト(tilt/上下に動く)、ズーム(zoom/拡大縮小を行う)の略であり、これらの機能を備えたカメラのことである。PTZタイプのカメラは室内の監視カメラなどに用いられる。PTZは自動で行われるものと手動で行われるものがある。自動のものは動くものに照準を合わせて自動追尾するものがある。さらにカメラの形状としてはボックス型とドーム型があり、ボックス型は箱に入ったような形をしており、ドーム型は球を半分にしたような形をしている。ボックス型よりもドーム型の方が広い範囲を撮影できるというメリットがあるが、一般的にはドーム型の方が高額となる傾向にある。

シーン

 ネットワークカメラを用いるシーンとしては、主に監視用としての用途が多い。さらに特殊な機器は必要とせず、パソコンに搭載されているブラウザから直接ネットワークカメラにアクセスすることで映像を閲覧することができるという手軽さ、閲覧しながらブラウザに表示されたボタンなどのインタフェースからカメラの向きを変えたり、拡大したりといった操作が可能であるというメリットがある。 ネットワークカメラを用いる際の注意点としては、ネットワークの設定によっては意図しない人からのアクセスが可能となってしまい、外部からカメラの画像を閲覧できる状態になってしまう場合もある。この場合アクセスするためのアドレスさえわかってしまうと世界中からアクセスが可能となることもあるため、カメラが企業内の機密情報を映しているような場合は大きな問題となってしまうため注意が必要である。

歴史

 1996年に初めてのネットワークカメラが開発された。その後さまざまな企業からネットワークカメラが開発、提供されるようになり、高画質化や多機能化、価格の低減により導入が容易となり、現在では多種多様な業界の企業にてネットワークカメラが利用されている。

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