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用語解説 

メモリ

概要

 メモリ(Memory)とは、コンピュータの部品の一つで、パソコンでの処理を記憶するための装置である。

 パソコンの性能の良し悪しは、プロセッサ(CPU)、ハードディスク(HDD)、メモリの3つの装置によって決まる。これらの部品について説明する際、プロセッサを「作業する人」、ハードディスクを「本棚」、メモリを「机」として例えられることが多い。高性能なメモリは、机が広くなり一度に複数の作業が行えることを意味する。例えば、表計算ソフトを開きながら、同時にゲームや音楽再生ソフトを起動してもパソコンの動作が鈍くならないのは、メモリの容量が多いからである。

 フラッシュメモリやUSBメモリ、SDカードのような外部記憶装置もメモリの一種ではあるが、単にメモリと呼ぶ場合は、パソコン内部のメモリのことを指すのが一般的である。

種類

 メモリには、データの読み書きが可能なRAM(Random Access Memory)と、読み取り専用のROM(Read Only Memory)がある。ほとんどのパソコンでRAMが使用されている。

シーン

 メモリには、4GB(ギガバイト)、8GB、16GB、32GBといったように、容量が定められている。容量が大きければ大きいものほど同時に複数の作業を扱えるが、容量が不足している場合は、フリーズ(画面が固まる)したり動作が重たくなったりするなど、快適なパソコンが操作できなくなる。

 メモリは、パソコン内部のメモリスロットに差し込むことで機能する。メモリスロットはパソコンの種類やスペックによって搭載されている数に違いがあり、1基のものはシングル・チャネル、2基はデュアル・チャネル、3基はトリプル・チャネル、4基はクアッド・チャネルと呼ぶ。例えば、デュアル・チャネルのパソコンに4GBのメモリが1枚搭載されている場合、空いているメモリスロットに4GBのメモリを増設することで、8GB分の処理能力を得られる。

歴史

 1970年にIntel社が発表したDRAMが最初のメモリである。プロセッサをはじめとするコンピュータ製品の性能向上とともに発展を繰り返し、1996年にはSDRAMと呼ばれるメモリが主流となった。その後も2001年にはDDR-SDRAM、2014年にはDDR4-SDRAMといったかたちで、常に進化を続けている。

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