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用語解説 

Internet Explorer

概要

 Internet Explorerとは、Microsoftが開発するWebブラウザである。Windowsに標準搭載されていることから広く利用されているWebブラウザであり、2016年時点では世界第二位のシェアを持つ。2016年時点ではInternet Explorer11が最新バージョンであるが、Microsoftはこのバージョンを最後として新たなバージョンの開発を終了。後続となるWebブラウザとして「Microsoft Edge」を2015年に発表した。

 MicrosoftはMicrosoft Edgeの開発を行う一方で、古いWebページへの対応やInternet Explorerの指定されたバージョンへのサポートも継続して行っている。2016年にInternet Explorer 11をはじめとして、サポート期間中の各Windows OS(Operating System)にてインストール可能な最新バージョンのInternet Explorerへのサポートを行うことを発表した。

種類

 Internet Explorerは対応しているOSとして、PC向けではWindowsのみ、またモバイル向けではWindows Phone向けのInternet Explorer Mobileのシリーズで提供されている。また、Microsoftが開発する家庭用ゲーム機Xboxにも2012年よりInternet Explorer for Xboxとして提供されている。最初のバージョンから1997年に発表されたInternet Explorer 4まではMac OSとUNIX環境向けにもそれぞれ提供されていたが、1999年に発表されたInternet Explorer 5からはサポート対象外となった。経緯としては、Mac OSが標準サポートするWebブラウザSafariが発表されたことが理由として大きい。

シーン

 2016年にGoogleが開発するWebブラウザGoogle Chromeにシェア一位を取られるまでは、世界で最も利用されていたWebブラウザであった。そのため、Web開発の現場でもInternet ExplorerがサポートするWeb技術が事実上の標準として受け入れられてきた。Internet Explorerへの批判として、脆弱性(セキュリティ上の問題点)が指摘されてから対応までにかかる時間が長いことや、新しいWeb技術への対応度が低く、他の主要ブラウザがサポートしている技術にも対応が遅れているという点が言及されてきた。

 セキュリティ面での問題の理由としては、最も利用者が多いWebブラウザであったことや、Internet ExplorerからWindows OSのシステム部分へのアクセス可能な設計であったことから、脆弱性の発見と悪意あるユーザーからの攻撃対象とされる状況がIE6までは続いていた。しかし、IE7よりOSのシステム部分へのアクセスを許可しない構造となったことや、脆弱性に対する修正プログラムを頻繁に配布するようになったこと、ソフトウェアの設計からセキュリティ面での大幅な強化を図ったことより、Webブラウザとしての品質が向上した。

歴史

 1994年に最初のバージョンが開発され、その後PC市場で最も大きいシェアを持つWindowsに標準搭載されるようになってから、Webブラウザとしての地位を確立していった。新興国では古いコンピュータが現役で稼動している場合が多く、2016年においてもInternet Explorer 6(2001年に公開)の利用が確認されている。

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