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用語解説 

インデント

概要

 インデントとは、文章の最初の部分に空白を挿入することである。字下げとも呼ばれる。横書きの文章を作成する際は通常であれば左端から文字が始まるが、インデントを利用することで数文字分の空白が入り、そのあとから文字入力が可能となる。インデントは読みやすい文章を作成するために必要と考えられているため、文書作成ソフトウェアの機能として備えられていることが多い。この場合はインデントで挿入した空白の部分には文字を入力することができなくなるため、文字を入力したい場合はインデント機能を解除する必要がある。文書作成ソフトウェアによってはインデントで空白を入れる文字数を設定できるものもある。

種類

 インデントの種類としては、先述したように機能として備えられているもののほかに、自ら空白を挿入するものも同様にインデントや字下げと呼ばれる。自ら挿入する空白はキーボードのTabキーを押すことで入るものと、スペースキーを押すことで入るもの(全角スペース、半角スペース)のふたつがある。Tabキーで挿入される空白は見えないタブと呼ばれる文字であり、その長さは設定が可能である。スペースキーを押して入る空白は、自らで空白の文字数を決めることが可能であるが、綺麗なレイアウトにするためには、インデントしたい全ての行に同じ個数のスペースを投入する必要がある。

シーン

 インデントは文書作成だけではなく、プログラミングを実施する際においても用いられる。このときにインデントを用いることで、その行がどの関数の中に存在するか、どこの関数で有効なものかがわかりやすくなるというメリットがある。しかし注意点としては、インデントをスペースで投入する際に間違って全角スペースを投入してしまうと、プログラムが全角スペースを認識できず上手く動かない場合がある。
さらに全角スペースと半角スペースは、人間の目では同じ空白であるため一目で見分けがつかない状態となり、エラーが出た場所を探すことが困難となる。そこでプログラミングを行う際の編集用ソフト(エディター)の中には全角スペースをわかりやすく点線などで囲って表示してくれる機能を持つものも存在する。

歴史

 インデントは英語でindentと記載し、意味はギザギザにする、のこぎりの歯のようにする、といった意味がある。インデントは日本語で字下げとも呼ばれるが、日本で記載された文章で段落の字下げが行われ始めたのは、明治時代からという通説がある。

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