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用語解説 

ホットスポット

概要

 ホットスポットとは、無線でインターネットができる環境が整えられている場所のことである。ホットスポットを利用した公衆無線LAN(公衆無線ローカルエリアネットワーク:公衆の設備の限られた範囲内で利用できる無線のネットワークのこと)によるインターネット接続は、Wi-Fiなど無線LANの電波を一定の区間に飛ばすためのアクセスポイント(無線LANと外部ネットワークをつなぐ接続点)を設置し、そのアクセスポイントに光回線などの有線ネットワークを経由して外部のインターネットなどに接続するといった形式で提供される。  ホットスポットを利用するメリットとしては、上記のような公共の場所で自らの端末を用いてインターネットができる点が挙げられる。逆にホットスポットの利用のデメリットとしては、人が多くいる場所では通信速度が遅くなる点や、利用する通信によっては暗号化がかけられていない場合、もしくは暗号化の強度が弱い場合があるため、通信内容を傍受されるリスクがある点が挙げられる。

種類

 ホットスポットで利用できる公衆無線LANの種類としては有料で利用するものと無料で利用できるものに分けられる。有料のホットスポットについては主に通信事業者がサービスを提供し、通信事業者が設置したアクセスポイントにおいてのみサービスが利用できる。主に事業者から払い出されたIDとパスワードを用いてアクセスポイントに接続するため、セキュリティ的な面の不安も少ない。無料で利用できるものは設置した事業者との契約を問わず利用できるため、利用できる場所は多いというメリットはあるが、その分利用者が多くなるため回線が混み合い速度が低下する場合がある。

シーン

 近年ではWi-Fiなどの無線LANを利用することが可能なノートパソコンやスマートフォン、タブレットなどの通信機器が増えてきている。同時に外出先で通信環境を必要とするニーズが増えてきたため、カフェやホテルなどをホットスポットとして無線LAN環境を提供することで、客を呼び込むといったビジネスモデルが用いられている。特に現在では、携帯事業者の通信回線はデータの利用量の上限が定められている場合が多く、スマートフォンでデータ使用量を気にする必要がない無線LANでの利用は注目されている。

歴史

 ホットスポットを利用した無線LANによるインターネットの提供は、1990年代中頃より実施されていたとされている。日本においては2002年より通信事業者によりサービスが提供されている。

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