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用語解説 

Google Chrome

概要

 Google ChromeとはGoogleが開発するウェブブラウザである。コンピュータの主要OS(Operating System)であるWindows・ Mac・Linuxやスマートフォン用OSであるAndroid・iOSに対応しており、2016年では国内外共にウェブブラウザのシェア率が最も高く、国内では39.32%、全世界では55.73%となっている。(2016年8月時点) 特徴としては、シンプルなインターフェース・機能を拡張するためのアプリが豊富・ページ表示が高速・次期バージョンの開発が早い点などがある。

種類

 Google Chromeはバージョンによって動作するHTMLレンダリングエンジン(HTML形式で作成されたWebページを描画するプログラム)が異なる。2013年5月までに公開されたバージョン27までのGoogle ChromeにはWebKitというAppleが開発したレンダリングエンジン(データを所定のルールに従い処理し、表示するシステム)が採用されていたが、2013年6月より公開されたバージョン28以降はGoogleが開発したBlinkというレンダリングエンジンへと切り替わった。スマートフォン向けのGoogle Chromeは2012年にAndroid・iOSのそれぞれに対応しているが、iOSで動作するアプリには制約が多いことからAndroid版よりも機能面で不利な部分がある。

シーン

 Google Chromeは一つのWebページを一つのタブで表示するタブブラウザの形式を取るが、コンピュータはGoogle Chromeを一つのアプリケーションとして処理せずにそれぞれのタブを独立したアプリケーションとして処理する。このため、一つのタブで発生した不具合が他のタブにまで影響しないというメリットが生まれる。一方でタブが独立して動作することから、メモリとCPU使用率がそれぞれ高くなるというデメリットもある。

 またGoogle製のブラウザであるため、他ブラウザよりGoogleが提供するサービスと連携した機能も多い。ブラウザの設定からGoogleアカウントへログインしておくと、Googleの各種サービス(Gmail・Google docs・Google Driveなど)へ簡単にアクセスできることや、GoogleアカウントにGoogle Chromeで保存したブックマークや拡張機能をバックアップすることができる。これにより、スマートフォンとPC間では直接ブックマークを同期することが可能となる。

 他の大きな特徴としては、バージョンアップが他のブラウザよりも早い(6週間毎のリリース)特徴を持つため、最新のWeb技術の規格やサービスへの対応が早い点や、拡張用のアプリを配布するChromeウェブストアと呼ばれるサイトがある点、プログラミング言語のCやC++で書かれたコードを実行することも可能である点が挙げられる。

歴史

 2008年9月に発表して以来シェア率は上昇し続け、2011年にはFirefoxのシェアを上回り(Firefoxはシェア2位)、2016年4月にはトップシェアを獲得し続けていたInternet Explorerを上回り1位となって以来、最も利用者が多いWebブラウザとなっている。

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