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用語解説 

フレックスタイム

概要

 フレックスタイムとは、1カ月以内の総労働時間をあらかじめ定めておき、社員は日々の出勤時間及び退勤時間を、一定範囲内である程度自由に設定できる制度のことである。
フレックスタイムのメリットとしては、通勤ラッシュの時間帯を避けて通勤できる点や、子どもの送り迎えなどプライベートな予定にも対応できる点などが挙げられる。
デメリットとしては、社員の出勤時間や退勤時間がそれぞれ異なるために、社員同士の予定が合わず打ち合わせを設定しづらい点や、勤務時間が人それぞれとなり管理者が社員の勤務時間を管理しづらい点がある。

種類

 フレックスタイムは、1日の勤務時間帯をコアタイムとフレキシブルタイムの2種類の勤務形態に分けている。この2種類について、1日の勤務時間帯のうち、必ず勤務すべき時間はコアタイムと呼ばれ、それ以外の時間帯はフレキシブルタイムと呼ばれる。フレキシブルタイムの間であれば出勤や退勤の時間を社員が自由に設定できる。たとえば1日の労働時間帯を7:00〜19:00と定めておき、コアタイムを朝10:00〜15:00と設定し、それ以外の7:00〜10:00、15:00〜19:00をフレキシブルタイムとする、といった勤務時間を会社や職場ごとに設定する。コアタイムは必須ではなく、全ての勤務時間帯をフレキシブルタイムにすることも可能である。

シーン

 フレックスタイムを実施している企業では、勤務時間管理のためタイムカードを導入する。もしくは利用するパソコンの電源を入れた時間と切った時間をサーバに送信する、入退室に個人認証を導入して入退室時間から勤務時間を割り出すことで、労働時間の管理を行っている。
フレックスタイムを実施する際はこのような勤務管理の仕組みを導入しないと、不真面目な社員であれば、本来働くべき労働時間を下回った勤務をしたり、逆に残業を申告せず不払い残業になったりという問題が発生するため注意が必要である。

歴史

 世界では1900年代中頃からフレックスタイムの導入が進んでいったとされているが、日本では1987年の労働法改正に伴い、1988年よりフレックスタイムの導入が可能となった。

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