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用語解説 

ファイル

概要

 ファイルとは、コンピューター(パソコンレベルでも同じ)がデータやプログラムを扱う単位のことで、ハードディスクやその他の記憶媒体において管理されるものをいう。一般的にハードディスクでは、一番上の階層をルートディレクトリーといい、その下にサブディレクトリーが複数存在する。サブディレクトリーの階層の深さは、OS(Windowsなどのオペレーティングシステム)によって異なるが、パソコンでは一般のユーザーが気にせず使用できるくらい十分な階層が可能となっている。ファイルは、いずれかのディレクトリーに属することで存在することができる。ひとつのディレクトリーに存在できるファイルの数についても、OS(Windowsなどのオペレーティングシステム)によって異なり、パソコンは初期のMS-DOS時代では少なく制限されていた。しかしWindowsの登場により飛躍的に大容量が可能となった。 ファイルには、「属性」と呼ばれるものが存在し、そのファイルを取り扱うユーザーを制限したり、プログラムファイルにおいては実行する権限を制限したりすることができる。また、重要なシステムファイルは「隠しファイル」と呼ばれることがあり、一般のユーザーからは見えなくなっていることもある。コンピューターは、アプリケーションプログラムやデータをファイル単位で扱っており、実行・読み込み・書き込み・新規作成・削除などはすべてファイル単位で行われる。

種類

 ファイルの種類は、大きく分類するとプログラムファイルとデータファイルの2種類である。プログラムファイルにはいろいろな種類があり、たいていの場合はファイルの拡張子を見ることで区別できるようになっている。たとえば、拡張子が「.exe」であれば実行形式のプログラムファイルである可能性が高い。拡張子が絶対ではないので、その点は誤解しないようにしたい。その代表的なものとしては、拡張子が「.exe」であっても、自己解凍形式の圧縮ファイルの場合がある。   データファイルにもいろいろな種類があり、そのほとんどはユーザーが作成したファイルである。テキストファイル、ワード(Word)の文書ファイル、エクセル(Excel)のワークシートファイルなどがデータファイルにあたる。OS(Windowsなどのオペレーティングシステム)が使用するためのデータファイルも存在する。

気を付けるべきポイント

 初心者にありがちな失敗として、大事なファイルをうっかり削除してしまうことがある。コンピューターに精通したユーザーであれば、そのような失敗はないのだが、万が一削除してしまった場合は、速やかにコンピューター管理者に救助要請をすることをお勧めする。一般ユーザーでは復旧できないこともコンピューター管理者であれば復旧可能な場合もあるので、慌てずに対処したい。なお、パソコンにおいても削除直後であれば、ほぼ復旧可能な場合がほとんどなので、リカバリーソフトをあらかじめインストールしておくとよい。

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