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用語解説 

カーソル

概要

 カーソルとは、コンピューターにおける入力箇所や操作箇所を示すための記号やマークのことである。カーソルはパソコンのキーボードやマウス操作をする際に、どこから文字入力を行うか、どこをクリックするかなどをユーザーに認識させ、操作性を向上させるために存在している。

 カーソルは英語でcursorと記載し、元々はラテン語で「走る人」を意味する言葉であった。

種類

 コンピューターのカーソルには2種類あり、文字を入力する際の入力箇所を示すものと、マウスの操作箇所を示すものに分けられる。

 文字入力の場合、カーソルは下線や縦線、四角形で表される場合もある。どこにカーソルがあるか分かりやすいように点滅している場合もある。下線や縦線の場合は挿入モード、四角形の場合は主に上書きモードなどで利用される。挿入モードは通常使われている文字入力の方法であり、後に続く文字は残したまま文字入力を可能とする。上書きモードとは後に続く文字を消しながら文字を入力していくモードであり、挿入モードの逆にあたる。これらはキーボードのInsまたはInsertキーを押下することでモードを変更できる。

 マウスの操作箇所を意味するカーソルは、ポインタとも呼ばれる。画面上では矢印のマークで示されることが多い。矢印のマークではなく砂時計になる場合もあり、この時はコンピューターが何らかの処理中であることを意味している。

シーン

 文字入力の場合のカーソルの移動方法については、マウス操作により入力したい文字の箇所に移動させる方法や、キーボードの上下左右の矢印キーを押す方法がある。

 さらに複数のテキストボックスに対して文字を入力する必要がある場合、Tabキーを用いる方法もある。Tabキーを押すと次のテキストボックスへカーソルが移るため、キーボードにて文字入力したあとマウスを持ち、次のテキストボックスをクリックして再度キーボードで文字入力を行うという複数の操作を省略することが可能となる。パソコンなどにおいては、このようなカーソルの移動だけではなくさまざまな操作の簡略化を行う仕組みが用意されているため積極的に利用していきたい。

歴史

 マウスのカーソルは、altoと呼ばれるコンピューターが開発された1973年から導入されている。当初はマウスのカーソルは上向きであったが、視認性をより高くするために斜め45度のカーソルになり、現在でもその流れが受け継がれている。

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