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用語解説 

CPU

概要

 CPUとは、コンピュータの制御や計算、処理、命令系統を司る機能部のことである。キーボードやマウスなどを操作することでCPUが受けた入力を画面(モニター)に出力したり、ハードディスクに命令しファイルの転送を行ったりといった、人間でいうと頭脳に位置するものがCPUである。CPUは「Central Processing Unit」の略であり、マイクロプロセッサーとも呼ばれる。

種類

 CPUは各社メーカーにより開発及び販売されているが、パソコン用として用いられているCPUとしてはIntel社、AMD社が開発したCPUのシェアが多い。Intel社のCPUはブランド別に分けるとPentium、Celeron、Coreなどのブランドがあり、AMD社はAthlon、Phenom、A、FXなどのブランドがある。各ブランドにそれぞれ特徴があるが、主な違いはCPUのコア数(コアとは、ひとつの処理を行うための単位であり、複数あることで並列処理が可能であるため処理速度が上がる)、使っているコアの種類、同時に処理できる命令の数などの違いである。

シーン

 CPUを選択する際は、主に性能に着目する必要がある。CPUの性能を測るひとつの尺度としてクロック周波数があり、単位はHz(ヘルツ)である。この数字は1秒辺りに計算できる量の多さを表している。たとえばAとBのふたつのCPUがあり、AのCPUが1GHz(1ギガヘルツ=10億Hz)であった場合、Bが2GHzであれば単純計算するとBのCPUのほうが2倍の処理能力があるということになる。ただし、実際にはほかのさまざまな要素が絡み合って処理能力、つまり性能が決まってくるため、一概にこの数字が性能を決定づけるものにはならない。

 ほかで性能を測る尺度としては、先述したコア数が挙げられる。コア数がふたつの製品(デュアルコア)であれば、コアがひとつのCPUに比べて並列処理が可能となり性能は向上する。同じようにコア数が4つある製品(クアッドコア)、6つの製品(ヘキサコア)、8つの製品(オクタコア)なども存在する。同時に処理可能な命令数もコア数に比例するため、コアが増加すれば性能は向上する。

歴史

 世界で初めてのCPUは1971年にIntel社が発表した4004マイクロプロセッサーと呼ばれる製品である。CPUはもともとコア数がひとつであったが、1999年にひとつのCPUにふたつのコアが含まれる製品(デュアルコア)が発表され、マルチコア化が進展した。

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