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用語解説 

コンプライアンス

概要

 コンプライアンスとは、法令遵守のことであり、企業が法律や規則などを守ったうえで業務を遂行する必要があることを示している。 コンプライアンス(compliance)を直訳すると「法令遵守」となるが、コンプライアンスとして遵守する必要があるのは法律や条例だけではなく、社内の規則や社会的倫理についても遵守が必要となる。 コンプライアンスに違反するような行為をたったひとりの社員が犯してしまった場合でも、その情報が全国的に拡がってしまうことで、会社の信用がなくなり企業経営が厳しくなってしまうケースも増えている。そのため、このコンプライアンスの徹底は現代の企業経営においても必須事項である。

種類

 コンプライアンス呼ばれるものの種類にはさまざまなものがあるが、基本的にはコンプライアンスといえば「企業コンプライアンス」に当たる。企業コンプライアンスは前述の通り、企業の法令遵守である。 ほかにもコンプライアンスという言葉が用いられる事例として、病気の患者が医師から処方された薬を指定通りに服薬する服薬コンプライアンス、物理学の分野で物体の変形しやすさを表す弾性コンプライアンス、物体の伸縮性を表す機械的コンプライアンスといった種類がある。

シーン

 コンプライアンスの違反となる事例としては、大きなものから小さなものまで幅広い。会社のお金を横領したり、会社の収支を偽って報告し脱税行為をはたらいたりなどの法律に違反するような行為はもちろんのこと、法律では規制されていないようなものでも会社の規則で禁止されている行為であったり、倫理上問題のある行為であったりする場合にもコンプライアンス違反となる。たとえば会社の備品を家に持ち帰り私物化する行為や、機密情報を外部の人がいる公共の場で話す行為などもコンプライアンス違反となってしまう。 このような小さな行為であっても、それらを見過ごす会社の風土であれば積み重なることで大きな違反行為につながっていくため、コンプライアンス違反を社員ひとりひとりが起こさないような風土作りのためにも、日ごろから定期的に社員教育を実施する必要がある。

歴史

 コンプライアンスは1970年代にアメリカで登場したとされており、当時は法令遵守のみをメインとしたものであった。その後は1990年代ごろから日本国内においてもコンプライアンスという言葉が使われるようになり、法令遵守だけではなく、社内規則や社会的倫理観についても重要視されるようになってきた。

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