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用語解説 

ブロードバンド

概要

 ブロードバンド(broadband)とは、通信回線の速度が高速で、大容量データの送受信を可能とした通信環境のことである。対義語に「ナローバンド(narrowband)」があり、ブロードバンドに比べて低速で、日本国内でのインターネット回線として初期の頃に普及したダイヤルアップ接続やISDNなどのアナログな通信回線を指すことが多い。ブロードバンドといわれる通信回線の速度は、概ね500kbps以上の回線であるとされ、ADSLや光ファイバー以降のインターネット回線が主流である。

種類

 ブロードバンドに分類される回線として、ADSLや光ファイバーといった有線通信、携帯電話の3G、LTEや、Wi-Fiといった無線通信があげられる。ブロードバンドの先駆けとなったADSLは、電話回線の周波数を音声用とデータ通信用に分け、音声通話では利用しない高周波の信号を使ってデータの送受信を行う。アナログ電話回線を使ってインターネットが利用できることから一般家庭に広く普及した。今日では光ファイバーによる通信も「NTTフレッツ光」をはじめとして一般的に普及している。ADSLに比べ、より高速通信を実現できることから年々注目が増している。光ファイバーでは中継地点で受信した電気信号を光信号に変換して受け渡すことで、光の点滅で情報を送信し、高速通信を可能にする。3G回線は、「第3世代携帯電話回線」の総称である。3G回線では、それまでのアナログ携帯電話回線からデジタル携帯電話回線へ進歩を遂げている。LTEは3.9世代携帯電話回線とされ、より通信速度の高速化を図った携帯電話回線となる。Wi-Fiは、インターネット回線の無線LANとほぼ同義で使用される。元々は、無線LANの規格のひとつであるが、今日ほとんどの無線LAN通信はWi-Fiが送受信している。

長所・短所

 ブロードバンドと呼ばれる通信回線は、高速化を可能としていること、家庭への設置が比較的容易であることがメリットとしてあげられる。また、電話回線ではなくインターネット回線を通した「IP電話」を導入することで、電話料金を下げることも期待できる。一方で、都心部と地方での地域格差が問題視されている。電話局からの距離が離れている地方では、有線回線のブロードバンドサービスは利用できない環境もある。そのためWi-Fiなどの無線通信のサービス地域を広げていくことが課題といわれる。

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