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用語解説 

ブレインストーミング

概要

 ブレインストーミングとは、あるひとつのテーマや問題に対して何人かで意見を出し合い、その意見をもとにしてテーマに対する結論や問題に対する解決策を出すことである。

 ブレインストーミングのメリットは、出たアイデアに対する批判を禁止しているので参加者が案を出しやすく議論が活発化することである。そのためアイデアの総数も多くなり、良い結論につながりやすい。その反面、ブレインストーミングのデメリットは発言する人が偏りやすい点や、アイデアについて別途実現性を再検討する時間が必要となる点がある。

 ブレインストーミング(brainstorming)と記述し、直訳すると頭の嵐となり、頭の中を引っかき回すというイメージの言葉である。

種類

 ブレインストーミングを行う上でのルールが4つある。

 ひとつ目は、出た意見に対して批判をしないことである。これにより出るアイデアの幅を拡げ、様々な視点からのアイデアを出すことができる。ふたつ目は、自由な発想でアイデアを出すことであり、実現性などは考えずにまずは自由に考えることが提案のハードルを下げる効果がある。3つ目は、アイデアの質ではなく量を重視し、多くのアイデアを出すことである。これにより後で結論を出す際の選択肢が広がる。4つ目は、他人の意見に追加したり便乗したりといった行為を許可することである。これもアイデアの量を増やすことを助ける。

 これらのルールのもと実施するのがブレインストーミングとなる。

シーン

 ブレインストーミングは、新しいアイデアを必要とするような新商品の開発や新サービスの開発などの場で用いられることが多い。

 ブレインストーミングの主なやり方としては、まずメンバーに10cm×10cm程度の付箋紙を配布し、そこに10分程度でテーマに沿って思いついた内容を1枚の付箋紙にひとつずつ記入していく作業を個々で行う。その後出た付箋紙をホワイトボードに貼り付けていき、似た内容の付箋紙をまとめてグループ化し、それぞれのグループの関係性をホワイトボードに記入していき整理する。最終的にはそれらの案からひとつを選択したり、結合したりすることで結論を出す。

歴史

 ブレインストーミングは、1938年にアイデア出しの手法として考案された手法である。現在でもこの手法は活用されている。ブレインストーミングを実践するには、4つのルールを守る必要があるが、具体的な進め方については特に定められてはいない。そのため個々人よって進め方が変わってくる。

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