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2016.02.01 (Mon)

ビジネス英語講座(第10回)

プレゼンテーションで使える英語表現

posted by 株式会社 ヒトメディア

プレゼンテーションで使える英語表現
I will give a ten-minute presentation.

英語でのプレゼンテーションというとハードルが高いように思えるかもしれませんが、しっかり準備すればそう難しくありません。今回はパワーポイントを使ったプレゼンで役立つ英語表現をご紹介します。

プレゼンを始める

“I will give a ten-minute presentation.”
(10分間のプレゼンをしたいと思います。)

“If you have any questions, please save them for after I finish.”
(ご質問がありましたら後ほど伺います。)

プレゼンの所要時間を最初に伝えておくことは聞き手を安心させ、これからするプレゼンに集中してもらえる可能性も高まります。文法上の注意点としては、最初の文にあるように、“ten-minute”(10分間の)は“presentation”(プレゼンテーション)を修飾する形容詞ですので、“ten-minutes”のように複数形の“s”をつけないよう注意しましょう。

目的に合ったグラフィックス(図表)を使う

chart(表):
数字を整理して見せたい場合

line graph (折れ線グラフ):
時間の経過による変化を示したい場合など

bar graph(棒グラフ):
別のカテゴリーの数を比較したい場合など

pie chart(円グラフ):
パーセンテージを示す場合

スライドで使う図表には以上のような種類があります。目的によって最適なグラフィックスを使いましょう。

グラフィックスで示した内容を説明する

“Let’s take a look at sales for the year broken down by month in this line graph.”
(この線グラフでその年の売上の月ごとの数字を見てみましょう。)

“Let’s take a look at…”というフレーズは、数字(データ)を含むスライドを見てほしいときによく使う表現です。

“I want to draw your attention to the green section of the pie chart.”
(円グラフの緑の部分にご注目ください。)

“draw your attention to…”という表現は、聞き手に注目してほしいところを伝えるのに役立ちます。

“This bar graph gives us an overview of sales from all seven sales regions.”
(この棒グラフは全7販売地域の売上一覧となっております。)

特定のテーマの全体像を示す図表は、“overview”(概要、一覧)と呼ぶことができます。

色分けしたグラフィックスについて説明する

“This color-coded map of Europe shows the sales trend from the past two years.”
(この色分けされたヨーロッパ地図は、過去2年間の販売動向を示しています。)

“color-coded”とは、図表が状況や動向の違いを示すために色分けされていることを意味します。

“A country in red means sales have been increasing there.”
(赤で示された国は売上が伸びていることを表しています。)

“A country in blue means sales have been decreasing.”
(青で示された国は売上が下がっていることを表しています。)

“A country in white means sales are unchanged.”
(白で示された国は売上に変化がないことを表しています。)

同等のものについて比較・説明するには、上記のように “…means …”や “…indicates …”など、シンプルなパターンにそろえた方が、その次にくる内容の対比が際立ち、聞き手にとってわかりやすくなります。

プレゼンを締めくくる

“Thank you for your attention. Are there any questions?”
(ご静聴ありがとうございました。何かご質問はありますか?)

Cultural FYI 知っておきたい文化の違い

日本人のプレゼンでは、まるで文書のように文字が多いスライドをよく見かけますが、スライドはあくまでプレゼンターの話を補助するものですので、図と文字の割合はせいぜい7:3程度がよいでしょう。スライドに書くのは文である必要はなく、ノートを取る時のように、ポイントを単語やフレーズで表すだけでOKです。
スライドに書いた文章を読み上げるだけのプレゼンは最悪です。簡潔で分かりやすいスライドを用意し、話す内容をしっかり磨いて練習することで、プレゼンを成功させましょう。

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