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2016.02.01 (Mon)

ビジネス英語講座(第8回)

提案やアドバイスをするときに使える英語表現

posted by 株式会社 ヒトメディア

提案やアドバイスをするときに使える英語表現
Have you thought about ~?

ビジネスにおいて問題解決をするとき、自分一人ではなく、チームメンバーなどと協力して行うことが多いと思います。
そのためのミーティングやプレゼンテーションでは、声を上げて、あなたのアイデアを発表したり、提案したりすることで、チームに、ひいてはビジネスの成功に貢献できるでしょう。

発言の機会を得るには?

“I have an idea, Brad”(ブラッド、ちょっと考えがあるのだけど。)

“Brad, maybe I can help.”(ブラッド、私が力になれるかもしれません。)

“Brad, I’d like to add something.”(ブラッド、ちょっと付け加えたいのですが。)

英語で行われているディスカッションに入っていくのは、最初は勇気のいることかもしれません。人の話に割り込んでじゃまをしているのではないか、と心配に思えるかもしれませんね。
でも、これらのフレーズを使えば、失礼に聞こえずに発言ができます。

Cultural FYI 知っておきたい文化の違い

日本と違い、欧米では職場でも名字ではなく下の名前で呼ぶことが多く、通常は失礼にあたりません。実際のところ、下の名前のほうが名字より多く使われているほどです。上司を下の名前で呼ぶこともめずらしくありません。

“Mr.”ということばを使う際は、名字と一緒に使うのを忘れないようにしましょう。下の名前だけ呼ぶ場合は使いません。“Mr. Brad”ではなく、“Mr. Pitt”または“Mr. Brad Pitt”のように呼びます。

女性の場合、 “Ms.”(発音はミズ)はほぼ誰にでも使えます。(既婚女性の中には“Mrs.”のほうを好む女性もいますが。) “Ms.”は男性の“Mr.”のように、名字とともに使います。ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーだったら、“Mr. Pitt and Ms. Jolie”といった具合です。

自分の考えを述べるには?

“Have you thought about offering a discount for every order over 10,000 units?”
(1万個以上の注文に対しては値引きをするというのはどうですか?)

“Have you thought about …ing?”は、文字通り訳すと「~することについて考えたことがありますか?」という意味です。日本人は、英語でアドバイスをする際、“You should”といった表現を使うことが多いですが、ぜひ疑問文を使って提案をしてみてください。よりフレンドリーな印象になります。

“You can meet the client halfway by agreeing to split the difference in the cost of the project.”
(プロジェクトのコストについて妥協することで、クライアントと歩み寄ることができます。)

“can”はいろいろな場面で使える便利な単語です。能力や可能性を表すだけでなく、上記のようにアドバイスをすることもできます。

“It might be better to reschedule the welcome dinner for Friday.”
(歓迎ディナーを金曜日に変更したほうがよいかもしれません。)

上記の表現を使うとマイルドな(控え目な)提案になります。

重要性を強調するには?

提案のしかたは提案内容と同じくらい重要といえるかもしれません。以下のフレーズを使うと、重要性を強調したり、判断を加えたり、警告を発したりすることができます。

“You have to make sure they know this is our final offer.”
(これが我々の最終提示価格だということを先方にきちんとわかってもらわなければなりません。)

このフレーズは、重要なことを忘れないようにする必要があることを強調するときに便利な表現です。

“Wouldn’t it be better to let the other company make the first bid?”
(まず他社に入札させたほうがよくないですか?)

この質問を使うと、その前に出ていた案より自分の案のほうが効果的だという考えを伝えることができます。

“We’d (= “We had”) better get that done first thing tomorrow morning.
(明日の朝一番でそれをするべきです。)

“You’d better”には注意を!―上記はWeを主語にした表現でしたが、Youを主語にすると、かなり強いアドバイスになります。実際、警告に近いものです。「これをしないと、悪いことが起こるぞ。」といったニュアンスを含んでいますので、避けた方が無難でしょう。

Cultural FYI 知っておきたい文化の違い

アイコンタクトは重要です。話している相手とは必ずアイコンタクトをとるべきですが、あまり長く見過ぎないようにしましょう。
たくさんの人が出席している会議の場合は、全員が注目してくれるよう、全体に対してアイコンタクトを取ります。
まず、自分の目の前の人とアイコンタクトを取り、その次に右の人、それから左の人に目を移し、それを前後左右に繰り返すとうまく行きますよ。

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