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2016.02.01 (Mon)

朝礼ネタ帳(第22回)

観察する力を育て、違いの分かるビジネスマンに!

脚本家の向田邦子さんは、人を観察する能力に優れ、電車内で次の駅で降りる人がピタリと分かったそうです。そこまで鋭い観察力を持つことは難しいですが、観察することによって、小さな変化や違いが分かるようになり、仕事の上で役に立つことがきっとあるはずです。今回は、観察する力を育てることを考えていきたいと思います。

ヤカンの絵

「突然ですが、普段使っているヤカンの絵を描いてみてください。」と言われたら、その場で正確に描くことができるでしょうか?毎日のように見ているはずのヤカンが、どのような姿であったか。描いたら、実際のヤカンと見比べてみてください。いかがですか?正確に描けていたら素晴らしい観察力ですが、しっかり描けてない人のほうが、多いかもしれません。普段見慣れているはずの物が、どのような形だったかが分からないのは、意識をしないで見ているためです。

「見る」と「観る」の違い

観察には「観」という漢字が使われています。「見る」ではなく「観る」。読みは同じ「みる」ですが、この漢字の違いは、どのように使い分けるのでしょうか。「見る」はさまざまなケースで使われますが、視覚的に「見る」というときは、目に入る、目にするというような意味合いで使われます。一方、「観る」という漢字を使うと、意識をもって細かく見るときに使います。つまり「観察」とは、注意深く見て、察するという意味になります。

意識して観る

通勤途中にスマートフォンを操作するのが習慣になっている方は、周囲に目を配って街や人を観察してみましょう。例えば服装に注目してみれば、「あの服、流行っているのかな?」など気がつく点が出てきます。ジロジロ観すぎて、変な人に思われない程度に観察しましょう。このとき、大切なのは「意識して観ること」です。小さくてもきっと新しい発見があるはずです。

色々な観察方法

そのほかには、想像の力を借りて観察する方法があります。ドローンを飛ばして上空からこの景色を観たらどうなるか?とか、小さな虫の目線で観たらどうなるか?など。オススメの観察方法は、店などに入ったときに「自分がもしこの店の従業員だったら?」という視点で店内を見渡すことです。自分ならこの店のレイアウトは、こうするかな…というような発想が生まれ、観察の幅が広がります。

いかがだったでしょうか?自分なりの方法で変化を加えながら、観察する力を育てましょう。観察する習慣が身につけば、今まで見過ごしていたことに気がつくようになるはずです。そうすれば小さな変化や違いが分かるビジネスマンになれる!…かもしれません。

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