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2016.02.01 (Mon)

朝礼ネタ帳(第11回)

十年一昔を考えよう

 十年一昔。これは「世のなかは移り変わりが激しく、10年も経つともう昔のこととなってしまう」と、いった意味の言葉です。ではビジネスを取り巻く環境はこの10年でどのように変わったのか?今回はそんなビジネスの現場にまつわる“十年一昔”について少しだけ振り返ってみようと思います。

ICTの十年一昔

まず取り上げたいのはビジネスにおけるICTの“十年一昔”について。いまから10年前といえば職場でパソコンが1人に1台行きわたり、携帯電話が職種を問わず必須のビジネスツールとして完全に定着した頃だと思います。つまりそのひとつ前の“十年一昔”(1995~2004年頃)というのはICTのハード部分が大きくワークスタイルを変えた10年であり、直近の“十年一昔”はソフトの部分、たとえばSNSをはじめとするデジタルツールの進化や活用がワークスタイルに大きな変化をもたらした10年だったといえるかもしれません。たとえばデザイン系の仕事であれば、制作やクライアントとのやり取りがデジタル化されたことでよりスピーディな対応が求められるようになりましたし、業種を問わずホームページやSNSといったものを活用したプロモーションも10年前と比較にならないほど増大しました。

外国人労働者の十年一昔

続いては人に関する“十年一昔”について。平成26年10月に厚生労働省が発表した「外国人雇用状況」の届出まとめでは、日本における外国人労働者の数は約79万人と届出義務化以来、過去最高を更新しました。東京や大阪などの都市部はもちろん、それ以外の地域で働く皆さんの周りでも10年前に比べて外国人の同僚などが増えたと感じているのではないでしょうか。その要因のひとつとして、従来の製造業に従事する外国人労働者に加え、「専門的・技術的分野」や「高度学術研究活動」といった特定活動を行う高度外国人材の受け入れが増加しているといったことも影響しているようです。

健康についての十年一昔

そして最後は健康に関する“十年一昔”について。健康に悪影響を与えるとされているタバコの喫煙。その喫煙者率はこの10年で約10%減少し、男性に限れば45.8%から30.3%と実に15%以上も減少をしました。皆さんの職場などでも禁煙・分煙化が一気に進んだ印象があるのではないでしょうか?その一方で生活習慣病のもとといわれているメタボリックシンドローム、いわゆるメタボの世界的基準が定められたのがちょうど10年前の2005年、そして会社の健康診断においてメタボ検診が義務化されたのが2008年と、この10年間でさまざまな健康に関する意識の変化が起こったと言えるでしょう。

いかがでしたか?今回ご紹介したもの以外でも、さまざまな角度からいろいろな“十年一昔”を分析し、皆さんのビジネスにおけるこれからの10年に向けてお役立ていただけると幸いです。

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